2006年11月26日

◆「子どもには、イエスよりもノーを」

主婦の友社から発刊されている「家族力-いい親が子どもをダメにする」という本を読みました。タイトルがなかなか興味深いものになってます。



大変感銘を受けました。現代の教育、特に家庭教育に関する問題点をみごとなまでに書いています。私も多くの箇所に共感し、また、自分の子育てについて反省させられた次第です。

特に「自尊心」と「自分を大切にする心」は明確にちがうものだとする指摘には感銘しました。

著者いわく。

「子どもに身につけさせるべきものは自尊心ではなく、自分を大切にする心だ」

「自分を大切にする心は、人に敬意を払うこと、つまり人のために何かをすることによって身につきます。他人を大切にすればするほど、自分を大切にする心は強くなります」

「いっぽう自尊心は、人があなたのために何か-根拠のないおだて、人工的な成功体験を用意すること、ものを与えること、そして有力者扱いをすること-をしてくれたことによって高まるのです」

「人を大切にできる人は、人に尽くす心をもっています。自尊心の高い人は、他人が自分に尽くすべきだと感じます。自分には権利があると思い、その思いが、あらゆる種類の無礼で、無作法な非社会的行動-ウソをつく、いばる、かんしゃくを起こす、そしてそれ以上にひどいことをする-につながります」

今の時代の多くの家庭が、「自分を大切にする心」と「自尊心」を混同し、自分の子どもに対し、「自分を大切にする心」ではなく、「自尊心」を増長させてきたことを著者は強く指摘しています。青少年犯罪の増加もここに原因があるとも説いています。

では、そうならないためにはどうするか。

「子どもを感謝の心をもった礼儀正しい子どもにしたいなら、多くを与えてはいけないということです。子どもへの答えには、イエスよりもノーを多く使いましょう。そのいっぽうで、つつましさや忍耐力、他者への奉仕の精神などの良い手本となることを目指しましょう」

さらに学ぶべき箇所がありますので、また次回ご紹介します。

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