2006年06月04日

◆「子に過ぎたる財(たから)なし」

岩波書店から出ている「代表的日本人」(内村鑑三著)で、まさに、日本を代表する知性の一人として登場する日蓮の言葉です。

「子どもよりすばらしい宝、財産はない。」

つまり「子どもこそ最高の宝である」ということです。

この考えを、今、広く社会全体にいきわたらせることが必要ではないでしょうか。そこに、今の時代が直面する少子化・人口減少の問題、子どもの殺傷事件の急増、女性の地位向上、相次ぐ企業の不祥事、教育の混乱、環境問題などの諸問題を解決する鍵があるのではないでしょうか。

何を大切にしなければならないのか、どのような社会の建設をめざすのか、ということを社会全体が見失ってしまっていると思います。

またこの言葉も含蓄があります。ケニアのことわざだそうです。

「地球を大切にしなさい。 それは親からもらったものではなく、未来の子供達から預かっているものだから」

子どもも、社会も、地球も、すべてそれは大人の所有物ではないのですね。私は「子どものための世界」「子どもが光り輝く時代」をつくりたいと思ってます。

家庭において、地域において、会社において、この意識を忘れず、大人たち、なかんずく、男親たちが働くことが大切だと思います。

「子に過ぎたる財(たから)なし」

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