「子どもが育つ魔法のことば」

鷹司

2006年06月03日 23:41

これはアメリカの家庭教育の第一人者、ドロシー・ロー・ノルトさんの著書。ドロシーさんは、3人の子供の母親でもあり、子育てのコンサルタントとして40年以上様々な家庭と関わってきました。この本の中には次のような詩が書いてあります。

詩のタイトルは「子は親の鏡」。

子育てってどうすればいいのだろう、とときどき考えることがあるのですが、いろいろ考えたあげく、特別に「これだ」というものはないのではないかと思います。ふだん私たちが子どもにどう接するかがすべてだと思います。

この詩を忠実に実行することが最高の子育てと思い、わずかながら実行できるようがんばっています。

<以下引用>

けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる。
とげとげした家庭で育つと、子どもは乱暴になる。
不安な気持ちで育てると、子どもは不安になる。
「かわいそうな子だ」といって育てると、子どもはみじめな気持ちになる。
子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる。
親が他人を羨んで(うらやんで)ばかりいると、子どもも羨むようになる。
叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう。
励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる。
広い心で接すれば、キレる子にはならない。
誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ。
愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ。
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる。
見つめてあげれば、子どもは、頑張りやになる。
分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ。
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る。
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある。
子に育つやさしく思いやりをもって育てれば、子どもはやさしい子に育つ。
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ。
和気あいあいとした家庭で育てば、子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる。

この詩に学び、私たちにできることは以下のことになるでしょう。

①子どもをけなさないこと
②不安な気持ちにさせないこと
③かわいそうだと思って育てないこと
④子どもをばかにしない
⑤親が他人をうらやまない
⑥しかってばかりにならない
⑦励ます
⑧広い心で接する
⑨ほめてあげる
⑩愛してあげる
⑪認めてあげる
⑫見つめてあげる
⑬分かち合うことを教える
⑭親が正直である
⑮子どもに公平にする
⑯やさしく、思いやりをもって育てる
⑰守ってあげる
⑱和気あいあいとした家庭を築く


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